4枚目:竹村延和『Einheit』
竹村延和が京都で開催したアインハイト展で流れていた曲が入ったアルバム。
2019年3月購入。
竹村延和はエレクトロニカを知った時から追っていて、当時はハマった。
結論から言うと自分には合わなかった。エクスペリメンタルな音楽で。
2曲目の『Kanashimi to Bouken』は途中までは生来の竹村延和のような、牧歌的な音楽で行くのだけれど、8分頃からすごくノイジーな音が入ってくる。1、2、4曲目は日常の音の中に不気味な音が入る。説明しにくいが砂利を混ぜているような音や全く不規則な音。
竹村延和は子供をテーマとしている。子供は無邪気でもあり、同時にどこまでも残酷になることもできる。だから2つの相反する音を混在した曲を作るのが目的だったかもしれない。でもエクスペリメンタル過ぎる。『こどもと魔法』『Songbook』の時期の頃が好きだったな……