17枚目:DJ klock『San』
最初、rei harakamiが死んだと聞いたとき、他の人と同じようにありえない、まさかという気持ちがよぎった。『にじぞう』や『remain』や『owari no kisetsu』を聞いて冥福を祈った。
ふと2chをみたらDJ Klockの名前が挙がっていた、前者は病死で、そして後者は自殺らしい、とのことだった。
正直な話、その時(20代)は『DJ』というのはhiphopのイメージが自分の中で強く、
チェケチェケチェケラッチョwwwとしか思っていかなった。
試しに1曲聞いてみるかwwということでyoutubeで聞いたのは……
hiphopではない、なんと繊細な音で物哀しい、でも不思議と体が揺れる、そんな曲との邂逅。
この時を以て自分のhiphopのイメージは粉々に粉砕された。Klockはhiphopの枠には収まっていない。hiphopの曲もある、音をバラバラにし再構築しリズムさえもぶっ壊した曲もあればブレイクビーツに単純な音をのせた曲も……
だから、rei harakamiと同じように冥福を祈った。祈らざるを得ない。素晴らしい音楽を作ったアーティストを。
http://nya-noweb.jugem.jp/?eid=54
ここのブログにKlockを知るアーティストからの言葉がのっている。特にDJ KRUSHの言葉は……今人生が苦しい自分にもなんかくるものがある。
Klockは死んだが、その音楽は残る。お願いだから埋もれずにこのまま残って欲しい。