25枚目:スピッツ『さざなみCD』
スピッツは、小学や中学のときに空も飛べるはずといった有名曲を聞いただけだった。そして大学2年(2008年)に、下北沢のディスクユニオンでさざなみCDを中古で買ったのが現在のスタートになっている。なんで買ったかは明確に覚えていない。
スピッツは結構前に聞いたことがあるから聞いてみよ!くらいだったと思う。
さざなみCDの何がいいかというと、歌詞がいい。
このアルバムで一番好きな曲は『桃』。途中のギターソロの瑞々しさもさることながら、『他人が見ればきっと 笑いとばすような よれよれの幸せを追いかけて』の歌詞には何度助けられたかわからない。
『ルキンフォー』の『ルキンフォーめずらしい 生き方でもいいよ 誰にもまねできないような』や『ネズミの進化』の『すぐに狭い抜け穴 逃げ込めるような 小さなネズミになる』のように、このアルバムには多種多様な生き方を肯定するな歌詞が散りばめられていると感じる。
もちろん、『不思議』、『魔法のコトバ』のような恋の曲もあるし、『トビウオ』のようにロックで疾走感溢れる曲もある。
(『トビウオ』の『説明不可能な バネ力で』の歌詞も、ここから何かやっていこうぜ!とさせてくれる)
でもやっぱり桃のような前を押してくれる曲がとても好き。ここからスピッツのアルバムを買うようになってライブも行くようになったので、自分にとっては起点でもあり
好きなアルバムの1つでもある。
○トラックリスト
1 僕のギター
2 桃
3 群青
4 Na・de・Na・deボーイ
5 ルキンフォー
6 不思議
7 点と点
8 P
9 魔法のコトバ
10 トビウオ
11 ネズミの進化
12 漣
13 砂漠の花